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『風間公親 教場0』 2話ネタバレ感想。「宮沢エマさんの演技にもらい泣き。でも後味が悪すぎない?」

木村拓哉さん演じる『風間公親-教場0-』。

第2話が4月17日(日)に放送されました。。

1話に引き続き、赤楚さんが新米刑事として風間とバディを組んで指導を受けます。

この記事では、『風間公親-教場0-』のあらすじや感想、視聴率についてまとめました。

この記事はネタバレを含みます。
まだ見ていないという方は、ご注意くださいね!

目次

『教場0』第2話のあらすじ

風間の指導官室でデスクをしている伊上幸葉(堀田真由)は、瓜原に「犯人が出した謎じゃなく、風間さんが出した謎を解くの」と助言する。

そんな折、ある小学校の校庭で3年1組担任の教師・諸田伸枝(山田キヌヲ)が遺体となって発見される。遺体の後頭部には血痕があり、校庭に設置されているブロンズ像にも血液が付着していた。風間から、「目を閉じて現場の様子を私に伝えてみろ」と命じられた瓜原は、自分が目にした状況を伝えると、何者かが被害者を突き飛ばし、ブロンズ像が手にしている本の角に後頭部をぶつけて死亡したのではないか、と推察するが…。

あくる日、瓜原と風間は、諸田のクラスの保護者を訪ね、話を聞いて回る。そのひとり、佐柄美幸(宮澤エマ)から話を聞くため、彼女が働いている建設会社を訪れる瓜原たち。美幸の息子・研人(川原瑛都)はいじめが原因で不登校になっており、事件があった日、美幸は小学校を訪れて諸田と会っていた。しかし美幸には、諸田の死亡推定時刻に、ゴルフ練習場にいたというアリバイがあった。

『教場0』第2話あらすじ | 朝日新聞デジタルマガジン&[and] (asahi.com)

『教場0』第2話の感想

第2話の風間ビジュチェック!

当ブログでは、毎回、われらが風間教官のビジュをチェックしています💛

1話の風間教官、演出と木村さんの演技の力もあり、いやがうえにも重厚感がでていたのですが、目だけが時々キラキラして可愛かったんですよ。

華を隠しきれていない感じ

しかし、ドラマの進行とともに、役柄にはまってきたのか、風間の目は、銀幕がかかったようなヌメリ感が出てまいりました

横向きに立ち、眼鏡だけが白く光る演出も、風間の怜悧さを際立たせていましたね!

今回も推理パートが雑だなあ

今回は、宮沢エマさんが担任の教師を殺す犯人役。

アリバイはあるのだけど、殺害場所を偽装するというトリックを使っていました。

犯行現場とされる校庭で犯行は行われていなかったんですね。犯人の宮沢さんは、溶接工のテクニックを生かして、凶器である校庭のブロンズ像を一回切り取り、あとで溶接していたのでした。

うーん、サスペンスとして、設定は面白いんですが、やはり雑さが目立ちますね

そもそも、鑑識のときに新しい溶接の痕跡に、気づかないものでしょうか。それに、そんなに長時間、夜の校庭で作業していたら、目撃されない?そもそも、なぜ急に宮沢さんが犯人として最初からマークされていたの?

ドラマの雰囲気が重厚感にあふれているので、トリックが稚拙だと、見る方もガッカリしてしまうんですよね。

それに、子供がいじめられて不登校になったからといって、イージーに担任を殺す親っているでしょうか。ちょっと、殺害動機が短絡的な気がします。現実だったら、教育委員会にかけあうなり、もっと他にアクションするのではないでしょうか。現役子育て中の身としては、思わずツッコミをいれたくなってしまいました。

瓜原も不登校の経験があるんですね。これも描きかたによっては、ドラマにグンと深みが出たような気もします。しかし、浅い。浅い。とにかく浅いんですね。もう不登校もいじめも単なる謎解きの小道具のひとつになっちゃっています。

自分をフリースクールにいれて逃げたと思っていた母親が、実は腕にやけどを作るほど担任を憎んでいたと知った瓜原。

ここで開眼した瓜原は「いるんですよ。子供を守るために殺意を抱く母親は」「親は子供を守るために人を殺せます」と涙ながらに宮沢さんに迫るのですが、うーん、なんか、ズレてませんか?そこがポイントになるの?

フリースールに行って救われる子どもも沢山いると思うけど、「逃げて」フリースクールに行ったと瓜原が恨みに思っているという設定にも、モヤモヤしてしまいました。

宮沢エマさんの演技にもらい泣き

今回の犯人役は宮沢エマさん。ガテン系の化粧っ気のないお母さんを見事に演じ切っていました。

殺害するときの狂気の演技もですけど、子どもが学校に行く気になったと知ったときの嬉しそうな顔、我が子が生き生きと授業に参加している姿を見て、嬉し涙を流す姿に、こちらも思わずもらい泣きしてしまいました。好演でしたね。

伊上幸葉さんの存在が和ませる

幸葉さんのシーンは、ほっとしますね。ひょうひょうとお気楽そうに見えながらも、しっかりアドバイスもしているんですね。

瓜原に「犯人が出した謎じゃなく、風間さんが出した謎を解くの」と助言もします。

風間道場を卒業し、母の思いの深さを知った瓜原に、以前いらないから貰ってくれと渡された母親へのプレゼントを渡すところなんかもニクいですね。

瓜原とのやりとりも毎回楽しくて、ほっとするシーンでした。

ちょっぴり辛口意見、子どもは推理モノの小道具ではないはずだよね

1話、2話と子どもが、キーポイントになるのに、どの話も後味が悪いのがちょっぴり残念でしたね。犯人もそれぞれ子ども思いなのに報われず、つらい展開でした。

どちらも親が一人しかいない家庭なのに、残された子どもはこの先どうなるのだろうと考えてしまいます。このドラマ、推理も雑だけど子供の扱いもちょっと雑じゃないですか?

エンタメ犯罪もので子ども扱うって難しいですね。とくに教場0のように、1話ごとに犯人が入れ替わる場合は、バックグラウンドや心情を深く描き切ることが難しいのかも。視聴者が感情移入しても、いちいち拾えないのかもしれないですね。

でも、子どもや不登校、フリースクールなどが、単なるドラマの小道具のように取り扱われて、あとは放り出されている感じが、気になってしまいます。

トリックの精緻さはなくても、教官風間と瓜原の交流とか瓜原の成長で魅せてくれる部分があればよいのですが、そこもイマイチ不完全燃焼。

これからに期待ですね

『教場0』第2話の視聴率は?

「風間公親―教場0―」第2話の視聴率は10・7%でした。

まとめ

「風間公親―教場0―」第2話の感想、今回はすこし辛口になってしまいました。宮沢エマさんの演技はとても良かったです。これからに期待ですね。

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この記事を書いた人

ドラマと映画が大好き。
海外ドラマも好きだけど、日本のドラマを応援してます!
最近は、耳読にはまり中。
散歩しながら、本を聴くのが楽しみです。

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